幼児の思い、気持ちを受け止め、幼児が周囲の環境をどう受け止めているのかを理解すること、すなわち、幼児の内面を理解しようとすることから始まるのである。そして、その幼児が真に求めていることに即して必要な経験を得られるように援助していくのである。このことは、幼児一人一人をかけがえのない存在として見、それぞれ独自の生き方(行動の仕方、表現の仕方など)をしていると考え、その独自性を大切にすることなのである。ただし、幼児一人一人に応じるとはいっても、いつでも活動形態を個々ばらばらにするということではない。幼稚園、保育園は集団の教育力を生かす場である。集団の生活の中で、幼児たちが互いに影響し合うことを通して、一人一人の発達が促されていく。それゆえ、一人一人の発達の特性を生かした集団をつくり出すことを常に考えることが大切である。
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