健康への第一歩

2011.05.18

いつの時代も美しくありたいと願う気持ちとは裏腹に、女性にはむくみや冷え、シミ、ニキビなど、さまざまなトラブルがついてまわります。これらはいったいなぜ起こるのでしょう。私は独自のダイエットを試みながら、日々、自分の体調が良くなっていくことに驚き、ふとそんなことを考えてみました。そしてひとつの答えを得たのです。身体にあらわれる変調は、すべて内臓からのメッセージだったのです。おそらくみなさんも一度は経験があると思いますが、胃の調子が悪いときなどには唇の横に発疹ができたりしますね。むくみや冷えも、それとまったく同じことだったのです。もちろん内臓からのメッセージは、すべて目に見える症状であらわれるわけではありません。なんとなく身体がだるい、肩が凝る、イライラする……。こうした症状が慢性的に続くのであれば、内臓からのメッセージだと思ってください。それでは、いったいなぜ、内臓は悪くなるのでしょう。その答えはとても簡単です。最大の原因は、私たちが毎日食べている食事にあったのです。おいしいものを満足いくまで食べたい。そう思うことはとても素晴らしいことです。健康な肉体は、食欲があってこそ生まれるものです。でも、だからといって、偏食や暴飲暴食など、乱暴な食事をしていたのでは、自分から肥満に歩み寄っていくのと同じことです。肥満とは身体全体に脂肪がついた状態のことをいいます。それは私たちの命をつかさどる大切な臓器のまわりにも脂肪がつくということでもあります。そう考えると、肥満はただ見かけだけの問題ではなく、私たちの健康にさまざまな影響を与えているのだということがお分かりいただけるのではないでしょうか。かつて結核が致命的な病気とされていた時代がありましたが、現在では生活習慣病と呼ばれるさまざまな病気が、もっとも死につながりやすい重大な疾病であるとささやかれています。中でも糖尿病、高血圧、痛風、高脂血症などの生活習慣病は、肥満と密接に関わり合っているため、これらの症状で病院を訪れた人たちは、減量をすすめられるのが多いのも事実です。さらに、最近では肥満が『脳卒中』や『心筋梗塞』、『ガン』といった三大死因の危険因子とさえ言われていることも見過ごすわけにはいきません。ダイエットをするということは、こうした重大な疾患に発展する前に予防をするという、予防医学の意味も込められているのです。まずはご自分の身体の中からのメッセージに耳を傾けてみてください。それが健康への第一歩です。