狭い道を4時間、コルタカに到着

2012.01.14

道幅も狭くなった。そこに車や自転車力車がひしめき、バスはなかなか進まなかった。国境からコルカタまでは七十キロほどなのだが、朝食休憩を含めて四時間近くもかかってしまったのである。これからのバスの旅を思うと悪い予感が湧きあがってきたが、広いインドのなかではローカルな路線である。幹線に出ればもう少しスムーズに進むだろう……と期待するしかなかった。バスの終点はコルカタ市内のバスターミナルかと思っていたら、懐かしいサダルストリートの路地のような狭い道でバスは停車した。

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バスを降り、周囲を見まわした。僕が何回もお世話になったサダルストリートとはどこか様子が違っていた。看板にはベンガル語が目立つ。近くにはバングラデシュ人専用とも思えるようなゲストハウスが何軒もあった。サダルストリートは欧米人や日本人バックパッカー向けの街かと思っていたが、その一画にはバングラデシュ人エリアができあがっていたのである。考えてみればそれは当然のことだった。バングラデシュは隣国なのである。コルカタにやってくる人は、欧米人や日本人より多いのかもしれなかった。